うつわの取扱方法|目止めについて

    こんにちは。
    あたたかい日々が続いて来て、段々と街中や山にある木々のつぼみが赤くなってきましたね。

    春の訪れが楽しみです。
    私の住んでいる街は雪がたくさん降るので
    春になってくると雪もなくなり、首都圏に住んでいた頃よりも春の訪れがいっそう嬉しく感じます。

    暖かくなると、お客さんを呼んで自宅でおもてなしがしたくなりますよね。

    今度の来客時には作家さんの器を取り入れてみたい。という噐初心者の方や、器が好きだけれど、改めて取扱方法を振り返りたい。と言う方へ向けた器の取扱いについて記事をまとめました。

    今回は器の購入後、初めて使用する前には欠かせない「目止めの方法」についてお伝えします。

    これからも器のお取り扱いについてお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

    目次

    器使用前の準備 目止めをする

    新しい器を購入したら、いち早くお料理を盛り付けて使いたい!と思いますよね。

    ですが、作家さんの器では土が原材料となっている陶器というものが多く変色やにおい移りを防ぐために事前準備として目止めを行います。

    目止めの手順

    ⒈米のとぎ汁(もしくは小麦粉や片栗粉を溶かした水)を器が隠れるくらいの量でお鍋に入れる

    ⒉食器を鍋に入れる

    食器を鍋に入れる
    今回は小麦粉を使用

    ⒊コンロで火にかける(中火程度)

    ⒋沸騰させ、1分ほどしたら火を止める

    沸騰させ、1分ほどしたら火を止める

    ⒌そのままお鍋を冷ます

    ⒍冷めたらぬめりを洗い流し、よく乾かす

    今回は、ヨシノヒトシさんの器を使用しました。

    以上が目止めの工程になります。

    これで、ようやく器を使い始めることができます。

    器を買いに出て、帰宅してから翌日には使い始められるようなイメージです。

    また、陶器の器は使い込むうちに色合いや表情に経年変化が現れることも魅力の一つですが、日々のお手入れとしてお料理を盛りつける前には5分ほどお水に浸してからご利用いただくと、購入当時に近い状態を長持ちさせることが出来ます。

    ちょっと面倒だなーなんて思われるかもしれません。
    ですが、このように手間暇かけてうつわを使用することでうつわに愛着が湧き、日々の食事をより豊かなものにしてくれるのです。

    ぜひ、お気に入りの器や作家さんを見つけて楽しいうつわLIFEを送ってみてくださいね。

    作家さんの器を使用することでいつものお料理も違って見えますよね。
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